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令和2年度第2回中央区こどもネットワーク 研修会を開催しました!!2020年8月17日

相談支援センター

皆さまこんにちは! 去る8月6日木曜日に、令和2年度第2回中央区こどもネットワークの研修会を開催しました☆

コロナ禍において開催も危ぶまれましたが、感染防止対策を徹底し、約30名ほどがご参加してくださいました。

     

 

今回はテーマとして『障がい福祉サービス以外の社会資源を知ろう』ということで、以下の2名の方にお話しを頂きました!

 

●『子どもと家庭への支援について~SOS子どもの村の取組み~』 

講師:SOS子どもの村JAPAN 福岡市家庭支援センター 臨床心理士 橋本 愛美 氏

 

   

 

先ずは、中央区基幹センターでもよく連携させて頂いているSOS子どもの村から、SOS子どもの村の取組みをお話頂きました。

普段どうしても置き去りにされがちな「子どもの権利」にも焦点を当ててお話をしてもらい、SOS子どもの村の取組みや、福岡市児童家庭支援センターの活動内容についても詳しくお話を伺いました。

感想から抜粋:

○本人、家族の権利を大切にする視点、実際に取り組んでいることなど、勉強になりました。

○早く全区で短期の里親ができるようになれば良いなと思います。

○設立当初より、とても興味深い取り組みを感じていたので、本日直接お話が聞けて、より具体的な今について知ることができて良かったです!ありがとうございました。子どもの権利条約を基本に据えている考え方に、大変共感しました。

 

●『フリーランスソーシャルワーカーの活動~赤ちゃん事業、保育園・学校でのソーシャルワーク~』

講師:D.T.B ディスティバス 産前産後ソーシャルワーカー 豊福 圭代 氏

次に、産前産後ソーシャルワーカーとして幅広くフリーランスで活動をしていらっしゃいます、ディスティバスの豊福さんにお話を伺いました。

ご自身の体験から、産前産後のお母さんの支援が必須だということや、そこからソーシャルアクションに繋げていく過程など、非常に興味深いお話を頂けました。

 

感想から抜粋:

○ご自身のワンオペ経験から新しい社会資源を生み出す行動力がすごいなと思いました。公的なサービスになっていくことを切に願います。

○自分の子育て経験で感じたこと、またご自身で学ばれたことを明るくお話頂いて、今のお母さんたちが抱える思いやサポートの大切さを改めて感じることができました。

色々な分野、関係機関、民間の事業所など、ネットワークが作れてセーフティネットが広がるといいなと思いました。

○自分自身の産前・産後を思い出して涙が出そうになりました。ただ、このような制度があることを知らない方への周知、また、やはりこのような制度を受けるため、金銭的に余裕の無い方への行政や補助の充実が必要なのではないかと思いました。

 

今回は第二部でグループワークを行なう予定でしたが、感染防止対策として質疑応答の時間に代えさせて頂きました。

事前に質問を頂いていたものや、その場での質問も含めて、短時間ではありましたが意見の交換ができて良かったです。

 

参加して頂いた方からも、障がい児支援分野への熱い思いを頂き、主催側としても非常にうれしい思いでいっぱいになりました。

本当にご参加ありがとうございました!

これからも、先が見えない状況下ではありますが、オンライン開催も含め「今できること」を形にしていきたいと思っております。

次回は以下の日程になりますので、ご興味のある方は、奮ってのご参加をお待ちしています。

 

次回第3回中央区こどもネットワーク

令和2年10月1日(木) 

18時~20時 内容未定