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『福祉型入所施設の実際と巣立ちへの支援~若久緑園の取組み~』開催報告2021年6月16日

相談支援センター

皆さまこんにちは!

中央区こどもネットワーク事務局です。

先日、6/3(木)18時~開催されました、第7回こどもネットワークの実施報告です。

今回は『福祉型入所施設の実際と巣立ちへの支援~若久緑園の取組み~』ということで、社会福祉法人 共栄福祉会 福祉型障がい児入所施設 若久緑園 施設支援課 課長
鬼塚 康宏 氏にご講演頂きました。(参加者31名)

 

 

~福祉型障がい児入所施設の実際と、通過型施設としての役割~

  1. 福祉型障がい児入所施設「若久緑園」の説明と現状(写真を交えて丁寧にご説明頂きました)
  2. 若久緑園からの巣立ち(退園)までの流れ
  3. 若久緑園の課題
  4. 質疑応答

 

 

若久緑園は、いわゆる過齢児:18歳以上入所者が居ない入所施設です。巣立ちへの支援をしっかりとケアされています。

いわゆる社会的養護・養育とは何か、措置入所と契約入所の違い、福岡市の動向など基本的なところから丁寧にご説明頂きました。

初めてお聞きになった方でもわかりやすい内容になっていたのではと思います!

 

アンケートも好評価を頂きましたので、一部をご紹介します。

 

 

「 社会的養護の子どもたちに関わっています。福祉型障がい児入所施設の現状を拝聴し、シンクロする部分が多いと感じたのが率直な感想です。境界域のお子さんは、特別支援教育もフォローのない「谷間の子」が多く、学習ケアが適切に届きにくいと感じています。さまざまな事情で親と一緒に暮らせない子どもを家庭的養育している法人ですが、子どもたちにとって必要な社会資源とどうつながっていくか、つないでいくか、その必要性も含めて大きな課題を感じました。とても勉強になりました。ありがとうございました。」

 

「児童養護施設から、者のサービス利用支援に関わったときの、児童養護施設、児相、基幹、学校、サービス事業所、ナカポツ、相談支援と連携が多岐に渡ったことを思い出し、子どもたちのために、日々ご苦労されてることが目に浮かびました。相談員として何ができるかを考えていこうと思いました。」

 

「 貴重なお話をありがとうございました。日頃関わることのない福祉型障がい児入所施設の話だったので、興味津々で聞いていました。とくに印象に残っているのは、子どもたちとの関わりの話で「ヘルプを拾えなかった、言っても無駄だったという思いをさせないように」「ネガティブだけでなくポジティブなことも発信してもらえるように」というお言葉でした。相談支援の関わりでは、ややもすると困りごとや周囲が心配していることに目が向きがちなので、それと同じくらい前向きな部分や発信を拾っていく姿勢を持ちたいと思いました。」

 

様々なご意見ありがとうございました!

 

次回、第8回こどもネットワークについては「8月」を予定しております。(末広がり!)

また事前にご案内させていただきますので、皆さまお気軽に参加してください!よろしくお願いします。

 

※今回はネットワークの調子が悪く、スクリーンショットもキャプチャできなかったことが心残りです…。

皆さまご参加ありがとうございました✨✨✨✨✨✨✨