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第8回こどもネットワーク開催しました!2021年8月13日

相談支援センター

皆様こんにちは!

中央区こどもネットワーク事務局です。

先日第8回こどもネットワークを実施致しましたので、ご報告いたします。

(オンラインzoomにて開催)

 

 

第1部 基調講演(10:00~10:30)

「子ども家庭総合支援拠点について」

福岡市中央区保健福祉センター 子育て支援課 こども相談係長 牛島 奈緒美氏

 

今年度4月から、福岡市全区に配置された「子ども家庭総合支援拠点」について詳しくお話頂きました。

具体的には「様々な子どもの家庭相談に対する対応や虐待の未然防止、早期発見を行うため、子ども、家庭に身近な場所で地域の社会資源や必要な在宅サービスを有機的につないでいくソーシャルワークを中心とした機能を担うもの」であり、「在宅支援の強化」を行うものだということです。

それに伴い、各区の子育て支援課には「要保護児童対策調整機関」なるものが設置され、そこがいわゆる「要支協・要対協(福岡市では、要保護児童地域支援協議会)」との調整・協力を行っていくということです。

その中で、既存の在宅支援施策として

「子どもショートステイ事業」「養育支援訪問事業」「産前・産後母子支援事業」

というものが、令和2年度に新規開始されたり、令和3年度に拡充されたりしております。

利用について詳しくは、各区の子育て支援課にお尋ね下さい。

 

 

第2部 意見交換会(10:30~12:00)

 

こういった基調講演を受けながら、様々な分野の支援者が意見交換を行いました!

まずは自己紹介で「自分のことを漢字1文字で表すと何ですか?」などアイスブレイクを行い、その後はご自分の所属している事業所の活動や、児童にどのように関わっているか、その思いなどを話し合ってもらい、最後にグループ発表をしていただきました(全部で5グループの話し合いでした!)。

様々な意見が出てきましたが、その中でも一部をご紹介したいと思います。

「子育て支援課から放デイに対する要望があれば知りたいと思っている。」

「学校では定期的にアンケートを行い、子供が発信できる場を作っている。その中で、子どもの気持ちや環境を吐露してくれることもある。」

「支援者会議の中で情報共有を進めていることはありがたい。学校と保護者だけでなく、関係機関も含めて連携していくことができると助かる。」

 

この何倍も貴重な意見をいただいております。今後の支援活動につなげていければと思っております。

 

 

 

アンケートから一部抜粋

「 行政の方のご講義は、資源の活用の知識の勉強になり、身近な問題の解決の糸口になるので、大変助かります。様々な職種の方とのグループワークも新鮮で刺激になりました。ありがとうございました!」

「児童の支援は非常に繊細で関係機関との連携や支援者が孤立しない支援体制が必要だと思いました。情報共有できる貴重な交換会に参加させて頂きありがとうございました。」

「子ども家庭総合支援拠点について知りたいと思っている時にタイムリーに研修があり良かったと思いました。一時預かりの事を丁度話している時でしたので参考になりました。その後の各参加者間での業務の共有を図ることは、とっても助かる情報を頂きお礼を申し上げたいと思いました。」

 

こちらこそ、積極的にネットワークに参加していただきありがとうございました✨✨✨