Ofiice

児童発達支援センターこだま

個性的な発達をしている子どもたちが、
将来どのように人と交わり、楽しみや喜びを覚え生きていくのか。
周囲の力を借りながらも、その子自身が自分の力で
明るい未来を切り拓いていけるように
子どもたちが、またそのご家族が笑顔になれる未来を目指して、
「わかった!」「できた!」「楽しい!」の体験を通した発達支援を行っています。
こだまはこんなところです

こだまが目指していること

  • 子どもたち一人ひとりに向き合い、
    子どももご家族も将来を見通せる支援を。

     児童発達支援センターこだまは、3歳から5歳の個性的な発達をしている子どもたちの発達支援を目的とした通園施設です。
     幼児期はどの子にとってもその子の生涯にわたる人間形成を左右する極めて重要な時期です。子どもたちの明るい未来を作り出す基礎力を培うために、今現在の発達状態や特性をしっかり把握し、ひとり一人に合った目標設定で、個々の学びに配慮した支援を行っています。
     こだまの支援の柱は、子どもひとり一人の認知特性に配慮した学びやすい環境の工夫で、適応行動の学習を促すことにあります。「わかりたい」・「できるようになりたい」・「伝えたい」という子ども自身の願いに応えるために、子どもの強みを見つけ出し、活かし、達成感を感じられるよう、課題も子どもに合わせて手作りしています。
     もう一つこだまが大事にしていること、それは保護者の子育てをエンパワメントすることです。子どもと家庭の状況を理解しながら、子どもと保護者とが安定した親子関係を築き、日常生活や社会生活を円滑に営めるよう、保護者と共に歩んでいきます。
     個性的な発達をする子どもたちの将来の成長の姿を見通し、幼児期の今、何を大切にして子育てしたらよいか、園と保護者とが一緒に考えるために、個別相談やペアレントトレーニングも積極的に実施しています。
     子どもと保護者の笑顔を何よりのエネルギーの源として、あきらめない支援をモットーにワンチームで取り組んでいます。

こだまの1日

  • 子どもたちが「できた!」「楽しい!」という
    “成長”を日々実感できるような時間づくり。

    登園から降園までの1日の生活では、着脱や排泄、給食や遊び、学びの時間など、お友達や先生と過ごすすべての時間が、その子の「できた!」「楽しい!」につながり成長を促せるものであるよう、一時一時を大切に過ごしています。また、子ども達自身が活動の見通しをもって主体的に動くことを目指して一人ひとりに合わせた取り組みを行っています。

こだまの環境

 自由遊びの時間は、子どもたちは、それぞれのスケジュールにそって、クラスルームの中のプレイエリア、遊戯室や園庭、広い廊下に分かれて活動します。
 楽しく活動するなかでも、様々な体験を通して運動機能の向上や、おしまい・順番・交代などのルール理解の力、人への関心をもち、自分から働きかけたり、やり取りするコミュニケーションの力を伸ばすことなど、一人ひとりの子どもの発達に応じたねらいをもって遊びを支援しています。
 それらを実現させるため、当園では安全への配慮と、わかりやすくするための様々な環境の工夫をしています。

  • ①見通しをもつための支援:子どもがわかる手がかりで「次は何」「いつおわる」が自分でわかって、自分で動けるようになるためにスケジュール理解に取り組んでいます。
  • ②ひとりで課題に取り組むエリア:自分自身の力でやり遂げ達成感を味わえるよう、子どもに合った自立課題と、集中できる空間づくりを行っています。
  • ③自分の思いを伝える体験を:自分から気持ちを他者に伝えられるよう、子どもに合わせたコミュニケーション表出支援を行っています。

■他の事業

指定障がい児相談支援事業

お子さんが、障害福祉サービスを利用し地域生活を円滑に送ることができるよう、相談を実施し、必要なサービス等利用計画・障がい児支援利用計画作成を行います。

保育所等訪問支援事業

地域の幼稚園や保育所、学校等へ訪問し、連携をとりながら、子どもたちがその環境でより適切に学び、生活することができるよう支援のバックアップをします。

*年度始めにおいて定員に空きがある場合のみ並行通園児を受け入れます。

他の事業所(幼稚園・保育所・児童発達支援事業所等)を利用しているお子さんが、あわせて、こだまの通園事業を利用することができます。利用の条件等詳細は、こだまにお問い合わせください。

■施設図